2018/06/19

マンション大規模修繕

福岡は、人口率で、分譲マンション居住者が全国一ですが、そこでは、不透明な契約が多く発生しています。建物管理で最重要な要素は、品質と維持費と思われます。品質については、できればセカンドオピニオン又はCMマネジャーが適当かと思われます。4,5か月の工事でも、中間検査は30回を超します。また、建築のプロが検査をしなくては、十分とは言えない場合もあります。国交省が注意を発しています、「コストの不透明」については、管理組合の皆様は、素人の方がほとんどのため、内容が分からないケースが多く、そこに、コンサルや管理会社、建設会社の不正が入り込み易いという構造があります。修繕積立金は、居住者の大事な資産ですから正しく検証された金額で工事を進めていきたいものです。現在、多く見られるのは、粗利益40%以上もの工事が多いということです。表向きは、半分くらいでごまかしているのが現状ですが、コストのプロでなくてはなかなか見抜けません。裏で、大事な居住者の資金が動くことだけは、止めたいものです。
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