CM方式は、施主様(発注者)の立場に立って、様々な業務の一部または全部を、コンストラクションマネジャー(CMr)が代行してプロジェクト(設計・施工)に関わり、施主様に有益な情報を提供し、投資がより有効になるように支援するシステムです。
発注は全て請負契約となり、工事の内容はブラックボックスとなり、明らかにされません。
施主様の立場に立ってプロジェクトの統括・運営をします。SICは中立性のあるコンサルタントという立場から、建築企画や建築設計、設計VE、発注代行、工事監理といった様々なコンサルティングサービスを行います。
- ・各工種(基礎工事、屋根工事など)のコストが適正か分からない
- ・発注プロセスなど詳細が分からない
- ・施主様の利益よりも設計事務所や施工会社の利益が優先される可能性がある
- ・品質管理に問題がないか確認できない
- ・施工管理者の技術力判定ができない
従来型請負方式の問題点を解決させる優位性が「CM方式」にはあります。
「費用」「工事内容」「サポート」など多角的な観点からCM方式をご紹介いたします。
設計内容や施工内容の見直しを行い、品質・工期も踏まえたコスト低減のご提案を行います。
また工事見積査定により、発注者のご予算を鑑みた最上の品質確保と、コストダウンを行います。併せて工事金額決定後の契約における契約書の内容などについてもチェックを行いアドバイスいたします。
施工時にはゼネコンが作成した工程計画の確認や、施工図のチェック、専門業者の請求書とゼネコンの報告書をチェックし、適正な請求金額かどうか確認します。上記にて軽減される費用は、CMによるコンサル費用を差し引いても施主様へある程度還元されることが想定されます。ケースバイケースではありますが、約3~4割の費用が軽減するケースもあります。
マネジメントを行う、コンストラクションマネジャー(CMr)は建設のプロであり、「説明責任」があります。
単に何をどこにいくらで発注したかだけではなく、発注プロセスや理由も明確に説明するため、施主様にとっての発注に関する不安が限りなく少なくなります。また、施主様のご意見やご要望もゼネコンや各専門業者へ専門知識を持って伝えるため、施主様の思いが反映されやすいというメリットもあります。
企画・設計段階からコンストラクションマネジャー(CMr)が参画することにより、各施工会社のスケジュールを総合調整し、無駄を省くことができます。施工段階でも効率的な工程管理ができ、工程の短縮が期待ができます。